色見本と作品の特徴
エイ革と牛革の色見本
エイ革の経年変化
エイ革の鱗は人の歯や骨と同じ成分(リン酸カルシュウム)で出来ており非常に堅牢です。
当工房の作品は、写真のように使い込む程、鱗が琥珀色に変わっていき光沢が増します。
とても丈夫な素材ですが、コーヒーなどの汚れはシミになってしまいますのでご注意ください。
その場合、お染め直しが可能な作品もございます。
キャビアブラックはキラキラと乱反射が綺麗な加工です。
使用すればするほど、塗料が研磨され鱗の表面が露出し、キャビアのような表情・光沢に変わってゆきます。
作品の特徴
内装には一枚革を使用する為、初め部分的に歪んで見えることがあります。使い込むと作品が卵型になり、エイ革が外側に来る事によりコバが痛みにくく出来ています。
合わせ部分は縫い位置をズラす調整等を行い、ファスナーの干渉防止やお修理時のメンテナンスがしやすいようになっております。
天然皮革の為、同じ色番であっても色の濃淡やムラ、シワの入り方等は一つ一つ異なります。
シリアルナンバー
20万円以上の作品にはどこかに作者自身の直筆で日付・場所・名前が書き込まれており、唯一無二のオリジナルであることが分かるようになっています。
※作品によってはナンバーが書けない作品もございます。