ご挨拶
代表・職人をしております、淡路谷佳幸と申します。
幼少の頃より、ものづくりが大好きでほとんど家からは出ずに、引き籠って何かを作っておりました。ある時父親と、ものづくりの現場を見にいった時に師匠と出会いました。その時まで無我夢中で作っていた作品とは違い、物の形や構造、成り立ちを考え洗練された物の作り方・考え方を教わりました。同時に作品製作に煮詰まり悩むことも増えました。その時に助けになったのが剣道です。汗を流し、まっさらな心で作品と向き合えました。エイ革に出会えたのも剣道がきっかけです。
美しく丈夫で、大昔から日本で愛用されたエイ革。剣豪たちが愛用したロマンのあるエイ革を自分にしかできない技術を持って、現代で最高のものを作りたい。そんな思いを持って一所懸命に仕立てた作品です。細かくこだわりが強いので時間はかかりますが、一つ一つ丁寧に仕上げています。皆様に感動が伝わるような、ものづくりが出来ていれば嬉しいです。