全てのエイが使用できる訳ではなく、昔から日本近海にはいない数種類に限られます
エイ革の歴史
エイ革は古来より日本刀や武具に用いられる丈夫な革です。身近なところではワサビのおろし金等、千年以上昔から人と共にあり「別称:サメ皮」とも呼ばれています。
天然皮革の中では最強と言われるほど非常に丈夫で、その模様・光沢・丈夫さから、開運や金運等「縁起の良い」ものとされています。
日本刀の柄部分には特に丈夫なオスの皮が用いられ、お殿様は鱗の綺麗さを見て自身の柄を作らせたそうです
また、エイ革は実用的で綺麗だったことから、日本だけでなく世界各国で使用されておりました。
現代でも財布や鞄、剣道の胴や釣竿等、様々なものに形を変え息づいている日本伝統の皮革です。